祖母岳
山行きの楽しみは厳しい環境で健気に咲いてる花々に出会う事や
非日常な高山の景色を眺めるのは言うまでも無いが
一人、黙々と歩く間、自分の過ぎ去った人生を振り返ったり
現在、そして これからについて、色々考えを巡らすこともまた楽しい
十分過ぎるほどある時間を、あれこれの思いで過ごすのは悪くない
今回はいつもの、その物思いの歩きから新たな経験をした
雲ノ平テント場に至る手前に〔祖母岳〕というのが地図に見える
低い山だが寄り道すれば、コースタイムでは往復30分
早くテント場に着きたいのはやまやまだが
雲ノ平の平坦な木道を歩きながら考えた
祖母岳→祖母→父の母親、思い返すと
ひろは母方の祖父・祖母は長生きしてたので、よく行き来してたし
可愛がられもし、葬儀にも出てる
父の父も家に居たので思い出もあり棺に納まるのも記憶にある
祖母は全く知らない 若くに連れ合いを亡くした祖父はずっと一人身
いまだ若かったはずの祖母はどんな人だったのだろうか?
父と父の妹を生んで・・・思いをいたすことも無く今まできた
仏間に写真でも有れば偲ぶよすがにもなるのだが、写真も無し
ひろにおいて父方の祖母はまったく意識の外
今回、もくもく歩きのその間、父方の祖母を考えた
当然ひろはその祖母の遺伝子をも貰ってるわけだ
これは一つ、せめて祖母岳に登って、これから思い出すことにしようと
寄り道したくないところをこそ、するのが供養と思い登ってきた
(ほとんど宗教心を持ち合わせてない自分だが)
今回の山行き、オートシャッターで自分を写真に納めたのは
祖母岳と水晶、黒部五郎だった
祖父岳は雲ノ平より鷲羽に至る予定コースで歩く
祖父岳山頂より黒部五郎のカールを遠望
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