ケルン？卒塔婆？

高千穂町で天安河原 （ あまのやすかわら ） へ行った
天照皇太神が岩穴に隠れ世の中が真っ暗になった時
お出になって頂くためにどうしたらいいか神々が相談した場所なので
天岩戸と共に訪れたい場所だった
行って見てびっくり ものすごい数の石積みにそこら一帯が覆われてる

一体これは何だろう？？
洞窟のみならず川 の上流に向かう河原にも無数の石積みがある
ここは賽の河原？
神道とは全く相容れないと思うが、何か特別な物語があるのか？？
一体人々は何のために石を積むのだろうか？

山を歩いてると、数多くの ケ ル ン に出会う
元々は山頂である印とか登山路であることを示すために作られた物と思うが
いつの間にか、親より先に亡くなった幼児を供養するために積む石と
混同するようになったのでは無かろうか？
景色にマッチしてると思われる、姿の良いのも時に有るが

全く意味の無い、景観を壊すだけの石積みも多く見られる
阿蘇山高岳で見た物だが ↓
単独で見るべき石に猥雑な物が乗っかってるだけ

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　たくさんの石を乗せてるように見えるが
　　　　　　　　　　　　　　　　　　実は石単独で観賞価値十分なほどに変化があるのに
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　付け加えた石に、その面白さが壊されてる
中には山で遭難した人を悼んで、その場所に積まれてるのも有ろうし
一概に景観だけで邪魔になると言いきれないのも有るのは確かだが
単に人がしてるから自分もするというのではつまらない
どうしても石を積みたい人が居るものか？
　　　雪だるまなら可愛いが

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　登山道脇の切り株の上に
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　何を思って石を積むのだろう？？
　　　　　　　　　　　　　　　　　切り株からは次世代の木が育つ場合が多い！

水子供養のためにする人もいるらしいが、他にする方法が有ろうと思う

宮崎の鵜戸神社、ここが歌に謳われる鵜戸さん参りの神社にしては規模が小さいが
海岸洞窟、前に海の開けてる素晴らしい立地だったが
鳥居の脇に、石積みはしないで下さいの立て看板があり
一つも積まれてなかった

すっきり良い感じ
石積みなどしない方が良い